麻雀オタク向けオーラス判断
カテゴリ: 麻雀
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かろうじて3着目のオーラスのド終盤。
どこかに振り込むとラスになってしまうのだがかといって流局しても下家が聴牌しているとラスになってしまう。そこに切られたチーテンの出来る8s。しかし聴牌で切り出すことになるピンズはいずれも危険牌。果たしてこの後、どうなってしまうのか?

・当時を振り返る
実際打っていた時に思っていたの「上家はゼンツするだろうから3者がゼンツ状態。だったら自分が危険牌を切るよりは上家か対面のアガリを祈る方がよさそう。3-6pにしてもそんなにあがりやすそうでもないし。」ということでスルーを選択しました。直前に下家が切っている東が手出しでありいまさら東ということは張ってない説もあるのか?とチラッと思ったというのもあります。

・現場検証
後で見たり外野から見ていれば気付けることも当事者だと気付けないことも多々あるので改めて現場検証をしてみます。

疑問1 上家の役はなんなのか?

そもそも上家の仕掛けは何をやっているのでしょうか?

役牌はすべて切れているのでなし。
 
チャンタである場合はあまりに待ちの候補がなさすぎる。例えばペン3sは理論上はありえますがそれだと第1打でペン3s固定にしていたということになりピンズの不確定部分を残しながらの固定はちょっと考えにくい。そのように現実的に考えるとソウズはなさそうでピンズもない。マンズもなくまぁかろうじて1-4pの片アガリチャンタがあるかどうかですがそれにしても1mポンで2233pが残りそこから1p二枚を拾いにいくような鳴きは声が出にくいと思うので却下。つまりチャンタもない。

次は三色ですが枚数自体もかなり少なく下の三色ならソウズ待ちしかないのですがチャンタの理由と同様に不確定な形の段階から112から決め打ち1sは切りにくくこちらもあまり現実的ではなく却下。三色もなし。

あとは一気通貫ですがその場合カン5pか6pの片アガリのどちらかということになります。しかしイッツーだと考えると

2018223牌姿1+何か4枚

この形から1m→1pを仕掛けての6p片アガリかあるいは

2018223牌姿2+何か4枚
から1m→1pと仕掛けてのカン5pになりジェリーフィッシュ快賊団ジョニーもびっくりのアグレッシブさ。どちらの形だったとしてもかなりギャンブルチックな鳴きでこの形ならメンゼンで行けそうですしうまく嵌ることを期待して仕掛けるにしてもピンズから行きたいところ。つまりここからマンズに声をかけたという想定も現実的ではなくイッツーも考えにくい。

となると不確定のケースはなさそうなので三色やイッツーが確定しているケースを考えます。

2018223牌姿4

ここからまず打1sをしてから1mが出てポン。あるいは

2018223牌姿5

とありここから1mをポン。理論上はありますが1pが二枚切れており手牌もある程度メンツが完成している状況での片アガリをするなら1pでロンでないと鳴きにくいですしイッツーか三色が確定しているとなると手牌が残り7枚なので待ちは単騎待ちということになります。ヘッドをポンして不確定ターツを残して単騎待ちということになりこれも不自然極まりない形ということになります。


、、、、、役無くねwwwwwグッチャグチャからとりあえずポンして威嚇しながらの聴牌料狙い?とりあえず可能性は低そうですがペン3sの三色であるケースが一番不安定指数が低そうなのでペン3sが本命、ということにしておきましょう。

しかし実践でここまで考えるのはかなり厳しいと思います。役牌全切れで1mポンで1mがもうなく1sも少ないので三色は潰して序盤の切からチャンタもなさそう、となり「おそらくイッツーであり5か6が本命」が現実的にたどり着けそうな思考でしょうか?

ペン3sの場合は結構あがれそうですがイッツーのケースではあがりは難しそう。実践の思考で考えるとこちらとしては「上家のアガリは難しそう」と考えるのが妥当だと思います。

疑問2
 下家は張っているのか?

そもそも自分がどうするかの前に下家が張っていないければリスクは負わなくて済みます。しかも最後に手出しで字牌を出してくるくらいだから張ってない説があるのでは?

しかしその前の打牌を見ると打7sです。7sは親に通っておらずロンと言われるかもしれません。そして東が手出しということは7sと東が同時にありそこで7sを選んだわけです。おかしくない?単独の牌の切り順番としては明らかにおかしい。となると東を2枚か3枚もっていることになります。ただこの最終局面で東のトイツ落としで回ることは考えにくいのでおそらくアンコからだと思われます。ノベタンになってて横にくっついてとりあえず打東で聴牌維持。ありそう。おそらくこれが正解でしょう。

2018223牌姿6
ここから打7sで聴牌。そこからツモ4mで打東。これだと自然なんですがそうなるとひとつ疑問が。
これが正解だとすると役なし聴牌にも関わらず前巡に皆の安全牌の9mを切らずに危険牌の打7sとしたわけです。それだと不自然ですよね。となるとノベタンの端の部分も危険でないと整合性がとれないわけですがそれっぽいノベタン部分が捨牌を見るともうなさそう。

となると残る可能性はトイトイ。トイトイで単騎コロコロ説がありますがトイツが濃厚な手であるなら序盤の中に違和感が出てきます。余剰牌のない形であれば中を切ってもおかしくはありませんがその場合単騎待ちになることが不自然になります。そう考えると他に何もないならトイトイ説はありますがあまり信用できない。

他に何かあるでしょうか?あと一個だけあるんです。ちなみに僕はこのパターン気付きませんでしたw

2018223牌姿7

確かに。二向聴で聴牌しないといけないから鳴きました。そして聴牌したので7s切りました。役なしツモから安全にヘッドの東を落としました。完全に自然です。ネイチャー。ネイチャーの化身。そしておそらくこれは人がたどりつける領域ではあるような気がします。僕はまだしばらく無理そうですが不可能領域ではないような気がします。なのでこれはまぁ七割ぐらいこうだろう、と推測できることにしておきます。

・現場検証の結果

上家のアガリはあまり期待できずかつ下家は役なし聴牌である、ということまでが現実的に突き詰められる部分だとわかりました。
となると聴牌しているのは実質親だけで親があがらない限り流局となると押した方がよさそうに見えてきます。リー棒が出たので上家も脇のツモに期待して降りるかもしれませんしね。 しかしそうなると今度はどちらで押すのかという問題が出てきますがこれは素直に2pでしょう。

6pは上家のイッツーがあり対面に対してもまぁ2pの方が安全ですし唯一打6pのメリットとなる下家に現物、という点ですが下家は役がなくかつ聴牌なので考慮せずでよしで2p切り大幅有利。

・理想と現実
現実は降りてしまいましたが理想を言えばこれらを考慮して鳴いて打2pが一番良かったかな、と思います。下家の挙動に関しては意識していれば気付けるようになると思うので気を付けたいですね。何度もやっているうちにたまに気付けるようになってそのうち結構気付けるようになり最終的には毎回気付けるようになると思います。僕もハチャメチャが押し寄せているととりあえず現物を切ってしまう癖を治さないと。




おまけ1
答え合わせ

20182232.jpg

中とイッツーの両天秤。さすがにわからないでいいですかwwwww


おまけ2
みんなの意見

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編集 / 2018.02.23 / コメント: 4 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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メカゼットン

Author:メカゼットン
健康麻雀の講師をやっています。天鳳十段だったこともありました。

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