麻雀の型とバランスの整え方
カテゴリ: 麻雀
なんか同じような話をいつかブログで書いたような気もするけどもう一回書きました。自分への再確認の意味も込めて。

・自分の型(タイプ)

みなさんは「攻撃タイプ」「守備タイプ」「バランスタイプ」の中では自分の麻雀をどういうタイプだと認識しているでしょうか?
基本的には実際はどうであれ全ての人が「自分はバランス型である」という認識をすべきだと思っています。
自分こそがベストバランスであると。まぁ実際強い人を目の当たりにしたりしてそうは思えないという場合もあると思いますが目指すところとしては最高にバランスのとれた打ち方を目指すべきというのは同意してもらえると思います。


・打ち手のタイプは言い訳にならない

たまに聞くのが

「俺攻撃型だからこういうの押しちゃうんだよね~(バシーン!」  「守備型だからこの牌は打てない(キリッ」

というようなもの。これらは全部ダメです。
タイプを言い訳にしても損な打ち方は正当化されません。押したらダメな牌は誰しもが押してはダメだし降りるべきでない牌は降りることは誰にとっても損失です。でも実際攻撃的で強い人、守備的で強い人もいますよね?それは間違っているということでしょうか?


・タイプは世間との差により生まれる

例えば
ある手牌でリーチを受けた時の判断で

・一枚も押さない
・筋くらいは押す
・1枚だけ押す
・2枚押す
・3枚まで押す
・無限に押す

このようなものがあったとします。そしてタイプの話において大事なのはどこが正解なのかではなくどこがマジョリティなのか?です。例えば世間の多数が「この局面では2枚まで押すべき」派だったとしましょう。するとそのポイントが「一般的なベストバランス」というこになります(正解かどうかは別として)。

そしてここにその場面で3枚まで押すことが最も良いと思っている打ち手Aさんがいるとします。この場合Aさんは「攻撃型」と言うことになります。しかしこの時のAさんとしてはあくまで「自分の思う最もよいと思うバランス」で打っているだけで「攻撃型だから・攻撃が好きだから」という理由で押しているわけではありません。つまり「本人がもっともよいと思っているバランスが世間のマジョリティより押し気味に設定されている」人が世間から「攻撃型」と評されるということです。

「自分がよいと思うバランスは皆より少し押し気味なことが多い。つまり俺は世間的には攻撃型なんだろうな。まぁ実は俺の判断が一番バランスいいんだけど。」

こういった認識を持っているなら「攻撃型」を名乗ってもいいかなと思います。打牌の正当化の為にタイプが出てくるのはただの逃げですね。


・バランスは変動するもの

バランスは人によるといってもでは答えはどうすれば見つかるのでしょうか?バランスというのは非常に難しくかつ繊細なものでおそらく正解にたどり着くことは困難だと思います。「たどり着いても分からない」と言う方が正確かもしれません。

例えばとあるリーチに対して

・一切押さない
・危険度10%の牌までは押す
・危険度20%の牌までは押す
・危険度30%の牌までは押す
・危険度40%の牌までは押す
・危険度50%の牌までは押す
・危険度60%の牌までは押す
・危険度70%の牌までは押す
・危険度80%の牌までは押す
・危険度90%の牌までは押す
・無限に押す


のどれかを選ぶという場面があったとしましょう。そしてこの時の「40%の危険牌までは押す」が期待値が最も高くすぐれた選択だったとします。

しかしとある打ち手Bさんは危険度70%の牌まで押していました。しかしBさんはあまり勝てないので少し押すことを抑えようと思って60%の危険牌までしか押さないようにしてみました。すると以前より押しすぎることが少なくなり若干勝率がよくなりました。

そしてBさんは思うのです「自分は今まで押しすぎていた。守りこそ麻雀の神髄だ」と。

そして今度は同じような場面で60%のも押すことをやめて50%までしか押さないようにしてみました。するとよりよい選択をしているのでさらに勝てるようになります。Bさんはどんどん気分がよくなりさらに危険牌を押すことをやめ40%までしか押さないようになりました。とうとうBさんはベストバランスにたどり着いたのです。

しかしここでめでたしめでたしとはなりません。なぜならBさんは自分がベストバランスにたどり着いたことを知らないからです。ここまでの成功体験で守れば守るほど勝ってきたBさんはここからもさらに守るでしょう。そしてほどなくベストバランスを行き過ぎて30%の牌までしか押さなくなってしまいます。するとBさんは少し調子が悪く感じます。今までほど勝てないと。ここで「行き過ぎたかな?」と思えればいいのですが人間はそう簡単にはいきません。ここまでの「守備による成功体験」がBさんの中にあり「今まで以上にしっかり守備をしよう!」となってどんどん泥沼にはまっていき最後には危険度10%の牌しか押さなくなってしまいます。

しかしこの話はここで終わってしまう悲しい物語ではありません。あまりに行き過ぎることで今度は「さすがに守りすぎだ」とBさんは気付きます。10%の牌しか押さなかった時は勝てなかったものが20%の牌を押すようにすると少し勝てるようになってきました。Bさんは危険牌を押すことを思い出したのです。そしてBさんは30%の牌まで押すようになりさらに勝てるようになりました。おそらくBさんはここのまま徐々に危険度の高い牌を切るようになりまた70%の危険牌まで切るようになってしまうでしょう。そして押しすぎを認識しまた押す牌の危険度を下げていく。無限ループですね。

無限ループとはいえこのような思考をたどりバランスの上下運動を繰り返していくうちに振れ幅が少なくなっていきます。最初は10%~90%で上下していたものが20%~80%になりセンスがある人はいずれ「35~45」の振れ幅になれるかもしれません。押し引きに関してはこの振れ幅の中心を正解に近づけかつ振れ幅を小さくするのが「バランスを整える」ことになりそれを目指せば十分かなと思います。ジャストで正解のバランスを見つけることや保つことは人間にはまだ難しい。

答えを探そうとしても麻雀のゲーム性も邪魔してきますしねw100ゲーム程度では正解は分からない上に麻雀自体が100回程度では大きくぶれますから。


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編集 / 2018.03.01 / コメント: 1 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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